コーヒーとウイスキーは大人の味わい!共通点や楽しみかたを紹介します

Tatsu
こんにちは、バリスタをしていますタツヒトです。

“大人の味わい”の代表といえるのは、コーヒーとウイスキーでしょう。

芳醇な香りと苦味、強烈な個性を表現したものまで、その種類は本当にさまざまあります。

そんなコーヒーとウイスキーに、明確な共通点があるのはご存知でしょうか?

Tatsu
近年コーヒーとウイスキーの関係性には、大きな注目が集まっています。

今回の記事では、コーヒーとウイスキーの関係性について、3つの共通点やコーヒーとウイスキーを使ったカクテル、“ウイスキーバレル・エイジド・コーヒー”について紹介します。

大人の味わいの一歩その先へ、この記事を最後までご覧いただき、踏み込んでみてください…!

 

コーヒーとウイスキーの3つの共通点

芳醇な香りと苦味がある、コーヒーとウイスキーの“大人の味わい”には、共通点があります。

コーヒーとウイスキーの3つの共通点

  1. 後天的味覚である
  2. 生産地の個性を楽しむことができる
  3. ブレンドがある

 

①後天的味覚である

後天的味覚とは、“アクワイヤード・テイスト”ともいわれる味覚の成長のことを指します。

これはいわゆる“大人の味”で、子供のときにはおいしくなかったものが、大人になるにつれて“おいしい”と感じられるようになることをいいます。

例えば、コーヒーの“苦味”やピーマンの“苦味”、タバコの“煙たさ”などは、後天的味覚の代表例です。

Tatsu
後天的味覚はいわゆる“大人の味”ですね。食べるにつれて、飲むにつれて、徐々においしいと感じるようになっていきます。

コーヒーもウイスキーも、最初は『ただ苦いだけ』『飲めない』という方が多いです。ですが、慣れるにつれて徐々に味覚が開発され、『おいしい』と感じるようになるんです。

どちらも後天的味覚であることは、コーヒーとウイスキーの大きな共通点のひとつです。

 

②生産地の個性を楽しむことができる

ウイスキーは生産される地域によって味の個性が大きく異なります。

“5大ウイスキー”といわれるスコットランドやアイルランド、アメリカにカナダ、そして日本など、生産国によって、ウイスキーの味わいは驚くほどに変わります。

5大ウイスキーの味の特徴

  • スコットランド(スコッチ)
    世界最大の生産量を誇り、“ピート”と呼ばれるスモーキーな味が特徴
  • アイルランド(アイリッシュ)
    クセが少なく飲みやすい
  • アメリカ(アメリカン)
    トウモロコシの微かな甘さが楽しめる“バーボン”が代表的
  • カナダ(カナディアン)
    軽めでマイルド、飲みやすいのが特徴
  • 日本(ジャパニーズ)
    高品質で繊細、スコッチに近い味わい

生産地ごとに個性が溢れるウイスキーは“シングルモルト”として流通しています。

シングルモルトとは、大麦を原料にして作られるウイスキーの核になる部分のことです。蒸溜所ごとの異なる個性を表現した味が楽しめます。 

対して、コーヒーも生産国や生産する農家ごとに味の特徴があります。

コーヒーの生産地ごとの特徴

  • ブラジル
    ナッツのような香ばしい風味が特徴
  • エチオピア
    ストロベリーやラズベリー、レモンなどのフルーティーな味わい
  • ケニア
    カシスやレモン、グレープフルーツなどの柑橘系の風味と豊かな酸味
  • ニカラグア
    バランスがよくマイルドな味わい
  • インドネシア
    力強いコクとスパイシーな風味、飲みごたえがある

上記のように、コーヒーも生産地ごとに特徴が明確にあります。

コーヒーもウイスキーも、生産地によって味わいが大きく異なることも、共通点といえますね。

 

③ブレンドがある

ウイスキーの“シングルモルト”や、コーヒーの“シングルオリジン”など、生産地の個性豊かな味わいをストレートに表現したものは脚光を浴びています。

ですが、コーヒーもウイスキーも昔から“ブレンド”が愛されていることは、周知の事実でしょう。

ブレンドすることで、それぞれの味を補い合い、よりおいしい味に進化します。

Tatsu
コーヒーもウイスキーも、ブレンドは昔から世界中で親しまれていますね…!

ウイスキーの場合は“ブレンデッド・ウイスキー”というものが存在します。

ブレンデッド・ウイスキーは、前章で紹介したシングルモルトに、“グレーン・ウイスキー”という大麦以外の穀物を原料にしたウイスキーを混ぜたものです。

グレーン・ウイスキーは、主に小麦やトウモロコシを原料にしたウイスキーです。

飲みやすいようにバランスを調整したブレンデッド・ウイスキーは、特にウイスキー初心者におすすめされています。値段も比較的安価なことも嬉しいところです。

また、コーヒーにも同様に“ブレンドコーヒー”が存在します。

ブレンドコーヒーはそのお店の味を表現したものでもあり、その多くは飲みやすいように味を調整したり、個性豊かな風味が存分に楽しめるように配合されたりしています。

ブレンドが存在することも、コーヒーとウイスキーの共通点です。コーヒーとウイスキーには、似たような点がとても多いんですね..!

 

コーヒーとウイスキーを使ったカクテル

コーヒーとウイスキーには共通点がいくつもあります。その2つを組み合わせた“カクテル”は、時代を超えて昔から愛され続けています。

コーヒーとウイスキーを使ったカクテルの代表は、下記の通りです。

コーヒーとウイスキーを使ったカクテル

  1. アイリッシュ・コーヒー
  2. ゲーリック・コーヒー
  3. カフェ・サンフランシスコ

 

①アイリッシュ・コーヒー

アイリッシュ・コーヒーはスコットランド発祥のカクテルです。

使用するのは名前の通り“アイリッシュ・ウイスキー”です。使用するウイスキーの種類を変えると、その名前も変わるんですよ。

アイリッシュ・ウイスキーで使用する材料は、下記の通りです。

  • アイリッシュ・ウイスキー
  • 深煎りのコーヒー
  • ザラメ糖
  • 生クリーム

アイリッシュ・コーヒーを飲むときは、温かいコーヒーの部分と冷たい生クリームの部分を、混ぜずに飲むことが正解といわれています。

こうすることで温かいコーヒーとウイスキーの豊かな苦味、冷たい生クリームの甘みを別々に感じることができるのだとか…。

また、バーではバーテンダーが火をつけてくれることがあります。火がつくとアルコールが少し飛び、より飲みやすくマイルドな味わいになります。

Satoshi
火がついたカクテルなんて、めっちゃオサレですよね…。アイリッシュ・コーヒーは、冬の寒い日に手を暖めながら飲むのが至福です…。

 

②ゲーリック・コーヒー

ゲーリック・コーヒーは、アイリッシュ・コーヒーのウイスキーを“スコッチ”に変えたものです。

独特のクセと風味があるスコッチウイスキーとコーヒーの組み合わせは、やみつきになる味わいですよ。

より芳醇な香りとコーヒーと調和した苦味、スコッチ独自の“ピートの風味”は、1回飲んだら忘れられない味です。

Satoshi
アイリッシュ・コーヒーと同様に、ゲーリック・コーヒーも上と下の層を混ぜずに飲むのが正解ですね…!

おいしいゲーリック・コーヒーを楽しむためには、コーヒーは深煎りの苦味が強いものを選ぶようにしましょう。

酸味があるコーヒーだと、スコッチの味わいとケンカしていまい、十分に楽しむことができません。苦味のある深煎りのコーヒー豆をチョイスしてくださいね。

 

③カフェ・サンフランシスコ

カフェ・サンフランシスコは、上記の2つに比べてアルコールが強い大人向けのカクテルです。

アイリッシュ・ウイスキーに合わせて、“アイリッシュ・ミスト”というリキュールを使用して作ります。

アイリッシュ・ミストは、熟成したアイリッシュ・ウイスキーにハーブやはちみつを加えたリキュールです。 

作りかたはアイリッシュ・コーヒーと同様で、飲むときの注意点も同じです。少しアルコールが強いカクテルを飲みたいときは、カフェ・サンフランシスコがおすすめですよ。

 

コーヒーとウイスキーが融合した“ウイスキーバレル・エイジド・コーヒー”って?

ウイスキーは樽の中で熟成されます。その過程で樽には独特の香りや風味が染み込み、ウイスキーの個性がたっぷりと溶け込んでいきます。

そんなウイスキーの樽を使って熟成させたコーヒー豆が、“ウイスキーバレル・エイジド・コーヒー”です。

バニラやバーボン、オークの香りをまとった上質なコーヒー豆。日本ではスターバックスやクラウドファンディングの“Makuake(マクアケ)”などで話題を集めました。

熟成を重ねたウイスキーの特徴が染み込んだ樽で熟成させたコーヒー豆は、ほかにはない贅沢でリッチな味わいが楽しめるのだとか…。

Tatsu
ウイスキーバレルド・エイジド・コーヒーは“STARBUCKS RESERVE® ROASTERY TOKYO”で購入することができますよ…!

コーヒーとウイスキーの関係性は、これからもより深くなっていくでしょう。今後の動向にも注目したいところですね…!

 

まとめ

コーヒーとウイスキーの大人な関係についてご紹介してきました。

それぞれの共通点やコーヒーとウイスキーを合わせたカクテル、熟成した“ウイスキーバレルド・エイジド・コーヒー”などなど、2つを合わせることで生まれる魅力もさまざまあります。

ウイスキーが好きな方も、コーヒーが好きな方も、ぜひそれぞれの魅力を味わってみてはいかがでしょうか?

共通点も多いので、どちらかが好きな方はきっともう一方も好きになると思いますよ!

Tatsu
かくいう僕はコーヒーを毎日飲むコーヒーラバーなので、今度はウイスキーに挑戦してみようかなと思います。

今気になっているのは、手作りで生み出される伝統的なバーボン・ウイスキーの“メイカーズ・マーク”です。赤色の蝋キャップも魅力的ですよね…!

コーヒーもウイスキーも“大人の嗜み”です。おいしく紳士的に、深い味わいを楽しみたいところですね。

 

ABOUTこの記事をかいた人

コーヒー屋+ライター+ブロガー|スタバでブラックエプロン取得→東京・名古屋でバリスタ→シドニーでワーホリ&ブログ『Baritra』スタート|現在はコーヒー屋&Webライター&ブログを書いて生活中です。ブログはコーヒー|バリスタ|ワーホリ|働き方について書いてます。